そのSサイズは本当に小柄なSサイズ?服を購入する前にチェックしよう

実店舗ではお目にかかることの少ないSサイズの服も、ネット通販では比較的簡単に見つかります。
でも、ここで喜んではいけないのが小柄なSサイズなのです。
簡単に見つかるSサイズの服は、標準身長のSサイズがほとんどなのです。
身長は標準だけど体形は細い、という方向けなのです。
小柄なSサイズが欲しいのは、身長が標準よりも低い人向けのSサイズの服なのです。
ブランドによって違う基準としている身長
同じアパレルメーカーでも、ブランドによって基準としている身長が違う場合があります。
オンワードの公式通販サイト「オンワードクローゼット」の小さいサイズカテゴリー「SSELECTION」を見てみます。
小柄なSサイズ用のサイズを展開している「23区S」「組曲S」「自由区S」は、身長150~156センチを対象としています。
「SONIA RYKIEL COLLECTION S」も、身長150~156センチを対象としています。
「J.PRESS LADIES S」も、身長150~156センチを対象としています。
小柄なSサイズを展開しているブランドは、探せばありますね。
「JANE MORE S」はさらに小柄な方を対象としたブランドで、基準としている身長が148~153センチです。
”「オンワードクローゼット」の「SSELECTION」に掲載されている服なら、小柄Sサイズでも着られるわ!”
と喜ぶのはまだ早いのです。
「SSELECTION」に掲載されているブランド「any SiS S」は、対象としている身長が158~164センチです。
この身長は、小柄なSサイズではないです。
「SSELECTION」の「any SiS S」は、レギュラーサイズと同じ身長で、さらに細身のサイズが掲載されています。
Sサイズはレギュラーサイズに、SSサイズは「SSELECTION」に掲載しているのです。
同じアパレルメーカーでもブランドごとに基準となる身長が違うので、サイズの確認は必要です。
標準身長のSサイズと小柄なSサイズ
アパレルメーカーのワールドも公式ネット通販ショップがあり、Sサイズのカテゴリーがあります。
ワールドのSサイズ展開が、少し複雑です。
Sサイズのカテゴリーを見ると、SSS、SS、SSショート、Sショート、Mショートというよくわからないサイズが出てきます。
対象となる身長を見ると、
SSS(3号)146~154センチ
SS(5号)154~162センチ
SSショート(5号)146~154センチ
Sショート(7P号)146~154センチ
Mショート(7号)154~162センチ
となっていました。
小柄なSサイズがワールドの服を買うときは、SSSかSSショート、Sショートを選ぶようにすればよさそうです。
ちなみに、SSショートとSショートのサイズ展開のあるブランドは、INDIVIだけでした。
婦人服のサイズ表示については規格があるのですが、メーカーやブランドによっても違うので、小柄なSサイズが服を選ぶときには、毎回ブランドごとの基準サイズを確認した方がよさそうです。
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