ブラウス・シャツの採寸位置

ブラウス・シャツの採寸位置

ブラウスやシャツは、綿素材からオーガンジーなどの柔らかい素材、シンプルなデザインからフリルやタックなどのたっぷりとしたデザインまでいろいろあるので、採寸をするのが難しいです。

ネットショップでは、実際の服の仕上がり寸法が表示されているものが多くなってきています。

自分の持っているシンプルなブラウス・シャツを採寸し、それとネットショップなどに掲載されているものとサイズを見比べる事で、大まかなサイズがわかると思います。

メーカーやブランドなどによって採寸位置や名称などが違う事もありますが、ブラウスやシャツの一般的な採寸位置をご紹介します。

こちらがブラウスやシャツの一般的な採寸位置です。

バスト

両袖の袖と身頃が付いている下の部分を直線で結んで採寸し、それを2倍にします。

タックやギャザーが入っている場合は、伸ばして採寸する場合が多いです。

ウエスト

一番くびれているウエストラインの両サイドを直線で結んで測り、それを2倍にします。

ヒップ

腰回りで最も大きい部分の両端を直線で測り、それを2倍にします。

着丈

袖ぐりの後ろ中心から裾までを測ったサイズです。

総丈

襟ぐりから裾までを測ったサイズです。

メーカーやブランドなどによっては、身丈と表示されている事もあります。

袖丈

袖付けの肩先から袖口までを直線で測ったサイズです。

裄丈（ゆきたけ）

襟ぐりの後ろ中心から肩先を通って袖口までを測ります。

ブラウス・シャツを採寸する時のポイント

袖の種類による肩幅・袖丈の測り方

肩先があるブラウスやシャツ場合は、肩幅や袖丈を肩先の位置を基準にして測ることが出来ます。

しかし、ラグラン袖やドルマン袖など肩先の位置がはっきりしないものは、肩幅と袖丈を一緒にした裄丈（ゆきたけ）を測ります。

こちらのラグラン袖の画像は、コートになります。

ノーカラーのブラウスの着丈の測り方

ブラウスにはノーカラーのデザインのものも多いです。

着丈は袖ぐりの後ろ中心から裾までを測りますが、ノーカラーのブラウスの場合、襟ぐりから裾までを測ったサイズの総丈を表示している事もあります。

肩先を落としたデザインの袖丈の測り方

ビッグシャツや肩を落としたデザインのブラウスやシャツの場合、肩の位置に肩先がないので、肩先から測る袖丈ではサイズが良くわかりません。

肩先を落としたデザインの場合は、襟ぐりの後ろ中心から肩先を通って袖口までの裄丈（ゆきたけ）を測る場合が多いです。

ブラウスデザインがいろいろあるのでおしゃれを楽しめるのですが、前身頃にギャザーが入っているのに後身頃には入っていないなど、採寸をするのが難しいです。

ブラウスやシャツを選ぶときには、こちらの記事も参考にしてみてください。

>>　小柄なSサイズを背丈5センチアップに見せるブラウス・シャツ選び術