テーラードジャケットは襟の空き具合がポイント
ジャケットを選ぶ時のポイントは、肩幅がフィットしている事が大切ですが、肩幅や着丈、袖ぐりなどはそれほど大きく感じないのに、なんとなくもさっとした感じになるジャケットがあります。
特にテーラードジャケットに多いのですが、それは襟の空き具合に関係しています。
体に比べて襟の空きが大きすぎるんですよね。
テーラードジャケットは襟が縦に開いているので、縦のラインを強調してスッキリととした印象をもたらしてくれます。
ところがこの縦のラインが長すぎますと、大きいサイズのジャケットを無理やり着ているように見えてしまうのです。
また、襟の空きが大きいと、ボタンを締めたときに胸がジャケットからはみ出るようになります。
レギュラーサイズの7号サイズで小さ目に作られているテーラードジャケットが、まさにそうでした。
肩幅も袖ぐりも楽に着られるけれど大きすぎない、丈も短めなので着たときのバランスも良い。
なのになんとなく全体のバランスがいま一つしっくりこない・・・
小柄なSサイズには襟の空きが大きすぎて、バランスが良くなかったのです。
それなら襟の空きが狭いテーラードジャケットならいいのか、というと、そうとはいえないのが難しいところです。
襟の空きが狭いと、年配の方向けのようなデザインに見えてしまいます。
難しいですよね。

襟の空きをカバーするコツ!
小柄なSサイズが着られるような小さいサイズのテーラードジャケットの種類が少ないです。
管理人が襟の空きが気になる場合に行っている方法をご紹介します。
ジャケットの中は丸襟、スクエア襟の服を着る
襟の空きが大きくて縦のラインが強調されてしまうのなら、縦のラインを打ち消すようにするのが一つの方法です。
シンプルなシャツですとテーラードジャケットの襟のラインがそのまま出てしまいますので、ジャケットの中に着るのは、丸襟やスクエア襟のブラウスやカットソーを合わせています。
襟の空きを小さくする
テーラードジャケットの襟の空きを替える事はできませんが、小さく見せる事はできます。
それは、スカーフを利用するのです。
スカーフをジャケットの中に使いますと視線がスカーフに行きますので、ジャケットの襟の空きが気にならなくなります。
体にフィットしていて着心地の良い服を着られるのが理想ですが、そうでないときは工夫をして少しでも着心地を良くするのも必要なことですね。
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