コートを選ぶときは腕を上げて確認しよう
コートは一番上に着る物なので、多少大きくても問題が無いように思えてしまいます。
コートは中に着る服の事を考えて、少し大き目のものを選ぶ事が多いですよね。
ところが実際に着てみると、体にフィットしていなくて動きにくい事に気が付くことがあります。
体にフィットしていないことに気づくのが、腕を上げたときです。
新しいコートを着て電車の吊革につかまろうとすると、
「あれ?腕が上げ辛い! コートが上にずり上がってくる・・・」
という事を何度か経験しました。
さらにトレンチコートの場合だと襟元がガパッと開いてしまい、コートの中に巻いていたスカーフが外にでてくる、という事もありました。
肩の部分も上に引っ張られて、場合によってはコートの下に着ている服までもがつられてせりあがってきたこともあります。
途中で吊革から手を離し、コートを元の位置に戻すのですが、再び吊革につかまると、コートが上にずりあがってきます。

服を購入する時には、バスト、ウエスト、ヒップ、肩幅や着丈のサイズを確認します。
実際に着てみて確認するのも、その部分です。
その時の腕の位置はどこにありますか?
下におろしたままではありませんか?
腕をあげるとしても、せいぜい肩の位置、床と水平に上げる程度です。
腕を上まで上げてみませんよね。
ところが実際の日常生活では、吊革をつかまる、スーパーで上の段の品物を取る(小柄だとこのパターンが多いです)など、腕を上にあげる事が多くなります。
しかし、服を選ぶ時は、この日常生活に多い「腕を上げてみる」という事を確認していないのです。
そのため、初めて服を着た時に動き難さに気が付くのです。
特にコートは素材が厚くてハリのあるものが多いので、ブラウスやシャツ、ニット以上に腕の上げたときの上げ難さ、コートのずり上がりが出てしまうのでしょう。
通販専門ショップでは、サイズが合わない場合などの交換、返品が可能なショップが多いです。
通販でコートを購入したら、バスト、ウエスト、ヒップ、肩幅、着丈を確認したあと、腕を上げてみて、スムーズに腕が上がるか、コートがずり上がってこないかの確認もしてみましょう。
→ ベルメゾンの小柄な方がぴったり着られる小さいサイズ

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