惑わされてしまう!ブランドによって違う「小さいサイズ」
雑誌などで取り上げられることの多い、あるブランドの通販ショップを見たときの出来事です。
そのサイトはとても親切で、パンツを選ぶときのに迷わないようにと「パンツの選び方」があります。
そこには、「小柄なかたに」という小柄でSサイズにとってはとても嬉しい文字が書かれています。
もしかしたら履けるかも、と期待しながらサイズを確認すると、たしかにウエストやヒップは5号サイズの方でも履けるようなサイズがありました。
しかし、股上や股下のサイズを見ると小さいサイズではないのです。
そのブランドは、小さい方でもきれいに着られるようにと、膝の位置を変えているそうなのですが、どう見ても対象にしている身長が高いようです。

背の高い方が多くなっていますので、特に雑誌に取り上げられているようなブランドは、JIS規格で標準としている身長よりも背の高い方を標準としているようですね。
そのブランドも、150センチ台は「小さいサイズ」扱いの様です。
JIS規格でも小さいサイズなのに、これからますますサイズの合う服が少なくなり、種類も限られてしまいます。
ふくよかな方が細身になることはできますが、小柄な身長が標準サイズまで伸びる事はできません。
小柄なSサイズは、「小柄な人もいるんだよ!」と声を大にしてアピールしていかないと、そのうち着られる既製服が無くなってしまうのではないか、心配になります。
小柄なSサイズ向けの服を販売しているメーカーの皆様、どうかSサイズの服を無くさないでください。
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